映像化の難しさ・・・というだけでは語れない不可解さ
今日は自宅仕事日です。一旦資料の検討が終わったので、仕事とは全然関係ない話を。
昨日、フジテレビで始まった「ビブリア古書堂の事件手帖」・・・。原作ファンとしては発表されたヒロインと主人公のキャスティングにどん引きしている中、恐る恐る拝見した訳ですが・・・。想像以上に改悪されていて驚きました。自分が原作者だったら(相当ミーハーか拝金主義でない限り)泣きます。剛力さんは頑張って演じようとしているんだなあと好感を持って受け止めてみましたが、それでも無理でした。所々に見られる本の扱いの酷さ、BGMの合わなさぶり、脚本の流れの唐突感など、個人的には「素人ですが世界観を深く掘り下げて理解するのが面倒なので、取り急ぎ自分の解釈で作ってみました~こういうのもありでしょ。どうですか?」とドヤ顔しているようなシロモノに思われました。余りにも・・・破壊的です。
素人ながら、原作を生かすなら京●アニメーションで「●菓」風にアニメ化した方が無難だったのではと思ったりもしました。まあそういった方向性ではなく、視聴率をとるためにどういうキャスティングをするかという所から出発しているのであれば、昨日の初回視聴率は14%強だったようですので狙いはそこそこ当たったということでしょうか。
私は2回目以降について見る気が全く湧いてきませんが、原作未読のカミサンは「まあまあなんじゃない?」とのご感想でした。原作を映像化するにはキャスティング・脚本・演出以外にも色々難しい部分があるのでしょうけれど、また、既読者には強固なイメージがあってその通り映像化することが絶対ではないことも分かりますけれど、非常に不可解に思いました。4月以降に映像化される作品として2つ期待しているものがあるのですが(フジかどうかは不知)、大丈夫かいなあと不安になります。
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