金利が上がる時代に向けて
先週は月曜日に奈良・和歌山日帰り、火曜日は地元で情報交換等、水曜日はデスクワーク、木曜・金曜は鹿児島の旅でした。ただでさえ気温の乱高下がある中、南北へ移動すると大阪の最高気温が南九州の最低気温だったりして脳がバグります。大阪出る時は1℃、現地で昼間は20℃とかなんで…。鹿児島は桜が終わった地域があるかと思えば山の方を見ると真っ盛りだったり、かと思えば街中では咲き掛けだったりで開花がバラバラでした。桜も混乱するでしょうね。
4月以降金利上昇の気配がだんだん強くなっていきそうですが、良くも悪くもゼロ金利が中小企業を助けていたことは否めません。事情は異なれど年商に匹敵ないし超過する借入金を抱えていると、1%金利が上がっただけで経常利益以下の黒字化がかなり遠のきます。金融機関は調達金利にスライドするだけなので超過利潤を得る訳ではなく(理屈としては)、ただ外部環境が変わっただけで中小企業にとっては無為に金利というコストだけが上がるという…。
本来、元本回収を進めるために「金利を上げない分、約定返済に振り替える」等、柔軟な設定ができればお互い良いのですけれど長年しみついた「金利引き下げは条件緩和、条件緩和は不良債権」的思考が壁となります。金貸しは元本回収してなんぼだと銀行員時代からずっと思っているのですが。
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