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2015年3月18日 (水)

暫定リスケ(暫定計画)のその先とは

現在3案件が停滞中で、金融機関さんの期末月、しかも後半ということもあり、もうしばらくは開店休業待ったなしかな、と覚悟している日々です。

こういう時は忙しい間全然チェックしていなかった金融情勢などを見てみようと、自分の仕事に関係ある事業再生関連の情報について金融庁や中企庁HP、協議会全国本部HPなどを徘徊してみました。

確か、「この4月からは再生を本格的に進めないといけない」とかいった、談話ないし記事を見たような気がしたのですが、なかなか見つけられず。

ついでに当たった帝国データさんのレポートによると、2014年の倒産件数は1万件を割り、かなりの低水準だった模様。

また、地銀さんの中間決算集計を見ると不良債権が減り、クレジットコストも前年比減少しているなど、世間全般的に中小企業の倒産危機に対する認識・情報発信があまり積極的ではないように感じました。

ここのところ大企業に関しては景気よく「ベア5,000円」「日経平均続伸終値19,544円」などと報道されていますが、地方の中小企業に関してはそもそも営業利益が出ていなかったりと、同じ国の中とは思えない状況です。

実際、計画書を作るに当たっても(経営者に明確な作戦がないこともありますが)売上が伸ばせるという説得性がないことの方が多く、賃上げを計画に織り込んでも違和感ない会社さんは…2割ぐらいかなという実感です。

そんな中、金融円滑化法最終期限後(平成25年3月末…既に大昔のような気がします)の救済措置として設けられたと言える「暫定リスケ(暫定計画)」は、概ね3年計画とされていますから、中にはそろそろ計画期限到来を見据えていかないといけない案件も出てきています。

しかしながら、公表情報をざっと見た限りにおいては特に取り扱いが定められていないようです。

私見としては

①営業黒字が見えてきたので実抜ないし合実計画へ移行する

②営業黒字が見えてきたがまだ収益力が弱いので…「再延長」する

③営業赤字が継続しているが…金融機関側も廃業を言い出せず何だかんだで「再延長」する

④再建をあきらめ、処理・整理段階へ

といったシナリオが考えられると思いますが、実際には①④のケースはかなり限られ、大半が②③、つまり「暫定リスケの暫定リスケ」という言葉遊びのような事態になるのだろうな…と想像しています。

金融機関側の覚悟(≒引当、体力、胆力)と経営者側の覚悟、そのどちらも備わっていないというのが背景にあるのではないかと考えたりもしますが、せめて片方だけでもなんとかならないものですかねえ…。

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