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2011年11月24日 (木)

DDS(デット・デット・スワップ)に関する見直しが発表される

今日ある方とお話ししている中で、DDS(デット・デット・スワップ)に関して金融検査マニュアルの見直し(正確な用語としては「マニュアル運用の明確化」)が発表されたと伺いました。そう言えば日経にもチラッと記事が出ていましたね。

早速先ほど金融庁HPより関連資料をダウンロードし読んでみましたが、要は①償還条件(貸出期間)が5年と大幅に短くなったことが大きな特徴であり、加えて、②金利についてはやや曖昧な「事務コスト相当の金利(・・・0.4%という日本政策金融公庫や協議会版DDS金利等も参考にしつつということのようです)」へ、③劣後性については「担保解除不要」となったとの内容です。

①の償還条件が短くなったことはある意味取り組みやすさが増したということかもしれません。②の金利については、大きく変わったと考えなくても良いと思われます。但し③の劣後性については、担保が効いている部分については、法的整理の際に劣後しなくてもOKという部分が大きいと考えます。

「銀行から見れば担保による保全はある程度効いているものの、債務者の事業が厳しくてカネを返してもらうには超長期を要する」といったケースなどで、言葉は悪いですが銀行側にとっては「法的整理になる前にダメ元で」チャレンジする手段として使えるかもしれません。

また、金融円滑化法の期限が迫る中、擬似的に同様の効果を持った取り組みを5年間延長する手法として活用されることも考えられます。

いずれにしても貸倒引当金の積み方がどうなるかで銀行さんにとっての取り組みやすさが大きく変わるのですが、その点については明確にされていません(一番大事なのに・・・)。従来通りであれば保守的に見るとDDS債権には貸倒引当金を最大100%積まないといけないということであり、銀行さんが円滑化法債権をバンバン改訂DDSに振り替えることは難しくなります。

この辺りは公認会計士協会にある意味丸投げされているようであり、今後の動向が注目されます。会計士としての原則を貫くのか、やや政治的配慮(このまま金融円滑化法の期限がくるとバタバタ倒産が起きたり、要管理以下の先が大量発生して銀行財務がメルトダウンする)に寄るのか・・・自分がその立場だったら凄く悩みそうなイシューです・・・。

国債・円滑化法債権、メガであれば更に為替デリバティブ問題が銀行さんを苦しめる課題であり、年末及び年度末に向けてまだ色々と動きがあるでしょう。今見ている案件について活用できないか考えつつ、ウォッチを続けたいと思います。

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